いわば"第2の青春"

学生生活を終えてから3年ほどは、働いたり働かなかったりしつつ、精神的にもかなりフラフラしておりました。
自分の将来がまったく見えず、もがいておりました。

そんな中、まだ一般的にはメジャーとはいえないWebの仕事を覚えようとスクールに半年ほど通い、大した知識もないまま派遣社員としてはたらくことになったのがT社。
ちなみに私は「派遣社員」という制度がとっても好きで、それはナゼかというと、普通なら門前払いをくらってもおかしくないような組織に入り込むことができるから。このT社も、私の学歴でまともに入社しようとしたらおそらく書類選考であっけなく落とされたのでしょうが、派遣社員なので何食わぬ顔でもぐりこめたのでした。

T社での4年間、特に最初の2年間はびっくりするくらい楽しくて刺激的な毎日。
私が派遣された部署はかなり特殊だったようで、社内の異端児というかクセのかたまりのような人たちがやりたい放題に、でもガッツリ仕事しているという、なんだかとってもカッコいい集団だったのです。
私にとっては「お金をもらって学んでいる」というのが一番しっくりくる状況でした。これまでに出会ったことのない優秀な人たちに囲まれ、人生の目標となる人との出会いがあり、いま考えてもなんと充実した時間をすごしたことか。

そんな、私がお世話になりまくったT社の事業部同窓会が開催されました。
当時ハメをはずしまくった不良大人たちの再会です。今ではほとんどの人が別の会社にうつったり独自に事業を立ち上げたりしているのですが、幹事さんの人徳でこんなにたくさん集まりました。すごいすごい。