[henyohenyo]

寂しい、悲しい

※2/25 表記をフク→ふくに変更しました。

みなさま、メールやコメントありがとうございます。ものすごく励まされています。

私はこれまで、不幸をすぐさまブログにしたためるような人のことを「本当に悲しいんだろうか」と疑問に思っていました。でも実際にその立場になってみると、書かずにはいられないことが分かりました。書く人は、たぶん自分の気持ちを整理するのに必死なのだと思う。
というわけで、辛気くさいのが苦手な人は、しばらくの間このブログをのぞかないようにしてください。

ふくちゃんが死んで一夜明け。当日は呆然とする気持ちが強かったのですが、今日は悲しくて悲しくてなりません。
とはいえ、やることなすこと何もかもに「自由」という言葉がぴったり当てはまる子だったので、「なんだかふくちゃんらしいや」という気もしています。間違いなく、他の猫の何倍も自由に楽しそうにイキイキと生きていた。
そんな気分になれる瞬間は、つきものが落ちたようにフッと気が楽になるのですが。

途切れない涙をもてあましつつ、ペットロスにならないための方法をネットで調べました。
ペットロスにならないためには「生き物はかならず死ぬ。それは自然なことだ」と考え、死を素直に受け入れることが大事だそうです。
「なんで死んじゃったの?」「帰ってきて」「あのときこうしていれば」といった思いを抱えているといつまでたっても死を受け入れることができず、泣き続けることになるそうです。今の私はまさにペットロス状態。

カズオさんがタオルにくるんで抱いていたふくちゃんは、紛れもなく死んでいました。頭では分かってるんです。でもね、ほんの30分前の元気な姿がしっかりと目に焼き付いているんだよね。だからなかなか受け入れられない。

早く、「ふくちゃんの自由すぎる生き様あっぱれ!」と素直に感心できるようになりたいです。
それまでに、あとどのくらいの時間が必要なのか。早く元気になりたいよー。

写真は、これぞふくちゃん!の表情。この、どこを見てるんだか分からない目でよくこちらを見てました。

18:25追記:
猫を外に放すことは、一般的に「やってはいけないこと」です。
私もこのことについてはよく知っていました。事実、ふくちゃんと暮らし始めたときには絶対に外に出さないつもりだったのです。ただ先住のねこちゃんは朝夕に10分程度庭を散策する習慣があり、ふくちゃんがねこちゃんを真似て外に出ていってしまうようになるのは時間の問題でした。そしてやっぱり、外で走り回るふくちゃんは見るからに楽しそうでした。たまにねこちゃんも一緒になって追いかけっこしたりして、ねこちゃんにとっても楽しい時間だったのは間違いありません。

私の家はかなり静かな住宅街にあり、ふくちゃんの事故現場となった道路にさえ出なければ車の往来はほとんど無いのです。あったとしても徐行。だからこそ、「怖がりのふくちゃんが、まさかあの大通りに出るわけがない」という勝手な思い込みがありました。私が悔やむのは、外出そのものというよりは、この思い込み一点についてです。メスとオス(去勢済みとはいえ今は繁殖期)の行動範囲はくらべものにならないのかもしれません。

そして、一撃で致命傷になるほどのぶつかり方をしてしまったこと。まだ明るい時間帯だったので、ふくも自動車もお互い危険を察知できたはずなのに。運が悪い、としか言いようがありません。

いま、誰かを憎んでしまったら這い上がれないところに落ちてしまう気がするので、自分も含め誰かに責任があったと考えようとは思いません。でも、このどうしようもないふたつの事実を悔やんでも悔やみきれない自分がいるのは事実です。

りこ2010年2月24日 15:02コメント(11)|トラックバック(0)

コメント(11)

1ヶ月くらいは悲しんでていいんじゃない。
落ち着くには時間が必要だと思います。

ペットって、本当に家族のようだよね
私もペットが死んじゃった時って、仕事には持ち込んじゃいけないって分かっていてもポロって突然涙でたり、自分でもどうしようもなかった
でも、時薬って知ってる?
人間は、時間って薬が傷を癒してくれるように出来てる
今はただ静かに思い出してあげればいいんじゃないかな
いつか、苦しい想い、悲しい想い、寂しい想いは癒えていく
そうすると、幸せだった時間が残るはず
りこちゃん、無理に元気になろうとしないでいい
今はそれでいいんだよ

昨日、偶然にイマさんと出会い、このお話を聞きました。。

寂しい悲しい気持ちが落ち着くまでフクちゃんをたくさん思い出してあげてください。

ゆっくり悲しみにひたるのもいいかと思います。
すぐに忘れることなんてできないですしね。

そのうち段々と受け入れられるような気持ちの状態になってきますよ。

うう。なんと声をかけてよいものか。
愛するにゃんこさんを失うということをわたしも毎日リアルに考えているだけに・・・言葉にならないです。
りこさん、気を落とさないでー。
何が正解とかないし、誰も間違ってないし、すべてを完璧にできないし。愛されてフクちゃんは幸せだったです。

悲しくてあたりまえ。
悲しいときは、おもいっきり悲しんでいいと思います。
無理に元気になろうとしないで。。

我が家も今年1月、12歳が突然死してしまいました。
茫然自失、というか、なかなか把握できず、でした。闘病が続いた末にというのと違って、突然すぎて、それこそ、ちょっと気づいてやれば、などと思ってしまうのもしょうがないです。
つきものとはいえ、きついですよね。

みなさんおっしゃるようにご無理しないように。

読んだ人が悲しい気持ちになるようなことはできるだけ書かないようにしているつもりですが、今回だけは見逃してください。私の人生初といってもいい試練です。記録させてくださいませ。

今この瞬間だけかもしれませんが、「悲しい」より「ありがとう」の方へ少しだけ向きを変えることができた気がしています。

先ほどカズオさんに言われたのですが、「もう十分すぎるほど良い思いをさせてもらったんだから、これ以上を求めるのは贅沢と思おう。フクが与えてくれる楽しい時間がこの先無くなってしまったことを残念がるだけでなく、まずこれまでの時間に感謝しようよ」と。私もそうありたい、と強く思いました。

長く生きたから幸せとは限らないし、長く生きてほしいと願うのは(たぶん)彼らより寿命が長い私たち人間の都合でしかない。フクちゃんは精一杯楽しんで惜しみなく愛されて、彼の寿命をまっとうしたのだと、これだけは迷いなく信じています。

だから、あとはもう私の気持ち。ネガティブな感情はとめどなく湧いてくるけれど、フクちゃんのことを考えるときには、悲しいことばかりじゃなく感謝の気持ちをひとつでも多くもてるようにしていきたいと思ってます。

みなさんにも、もちろん感謝。
そして、みなさんがこんな風にあたたかく見守ってくださっていることを教えてくれたフクちゃんに、またもや感謝。ふくすけ、私たちのところに来てくれてありがとう。愛してるぞー!

本当にびっくりしました…。
家族が一人いなくなることの寂しさ、
本当にどうしようもないですよね。
いつか楽しい気持ちで思い出せるようになるまで、
ゆっくり元気になってくださいね。

突然でしたね。。
フクちゃんがいなくてしばらく寂しい時間が続くと思うけど、また元気な顔見せてください。

悲しみばかりは、時がゆっくり癒してくれるのを
待つのも良いもんだと思います。

もちろん、その時間の中でフクちゃんとの
楽しい思い出をたくさん思い出せれば一番良いのかと思います。

たった1年とちょっとだったけど
フクちゃんは、ここのおうちの子になれて
本当に幸せだったと思うなぁ…
可愛がってもらえて、こうして悲しんでもらえて…
んでもって、「ありがとう」とまで思ってもらえて…

悲しみが癒えてもどこかに寂しさは残ることだろうと思いますがフクちゃんのためにも、ゆっくりでいいので笑顔を取り戻してねん♪

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