ヌーカトの下衆コンビと旅行に行ってきました。思えば、今年の夏はいっさい休みなし。涼しくなりかけでようやくレジャーらしいレジャーが実現したのでした。
今回の旅の目的は沼津の老舗旅館での温泉&魚介三昧と、三島にある「柿田川」の美しい湧き水でココロの汚れを洗いながすこと。
東京駅での集合でひともんちゃくあったものの、なんとか無事新幹線に乗り込み三島駅に到着。ところが予報どおりの台風接近で、ホームを出たらそこは雨。傘を差しつつ、てくてく歩いてひとまず三嶋大社へ。雨の神社というのもそれはそれでなかなか趣深く、近所のおばちゃんといっしょに敷地内で飼われている鹿にエサをやったり、もともと飼い猫だったのに数年前に捨てられた(おばちゃん・談)可哀想すぎる猫を泣きながらなでたりしてそれなりにイベント満載。
三嶋神社を満喫したあとは「きっと明日は暴風雨だから」と、無理して柿田川へ行ってみることに。三嶋大社から下衆トーク(ex.天国で待っていてくれるとしたら、加藤鷹と神木隆之介のどちらがいいか)に花をさかせつつ、ひたすら歩いて「三島田町」駅に到着。そこから伊豆箱根鉄道に乗って「三島二日町」駅で降り、徒歩30分。ようやくたどり着いた柿田川は「荒天のため」という張り紙とともに封鎖されておりました。がびん。


肉体的気分的に相当ヨレヨレしつつバスで三島駅に戻り、もう一度伊豆箱根鉄道で伊豆長岡駅へ。ここからバスで20分ほどで今日の旅館...と思いきや、17時台のバスはすでに出発しており、次は1時間後。仕方ないのでタクシーに乗り、「安田屋旅館」と告げると5分ほどで「着きました」。
「あーあーなるほど、バスで20分の道のりがタクシーなら5分なのね〜やっぱり乗るならタクシーよねー...ってコラ!!」とノリツッコミはしないけど、「いやいやいや」と3人がかりで確認したら「安田」違いなことが判明。あぶなかった〜。
20分後、なんとか旅館に到着して女将の出迎えをうけ、部屋へ。
すっごーい!豪華〜!!純和風の広々とした部屋には縁側だけでなく内風呂、内庭までついてる。台風でキャンセルが出たのか、建物全体が静寂につつまれてる。どうやら私たち以外のお客さんはほとんどいない模様。そのおかげでお部屋をグレードアップしてくれたんじゃないかしら。


待ちに待った夕食は期待に違わず。美しい先付にはじまり、新鮮なアジのお刺身やカサゴの煮物、どれもこれもおいしいこと。お酒をあまり飲まない2人にかまわず、ほとんどひとりでビール2本空けちゃいました。でもホントは焼酎か日本酒までいきたかった!
部屋は素敵だし料理はおいしいしで大満足の私たちは、縁側に集まってまったりおしゃべり...してたら、で、で、でた〜〜!チビゴキが。チャバネではなく、クロの子供さん。ぬーちゃんが電光石火の勢いでたたきつぶしてことなきを得たのですが、テンションだださがり。
しばらくは3人でしょぼんとしていたのですが、「まぁまぁまぁ、ここらで気分を変えよう!」とお風呂の支度をして部屋を出ようとしたらかとちゃんの口から聞いたことない妙な悲鳴が。 視線の先にはまたでました。こんどは5cmくらいのでっかいやつぐぁぁ!!
「いくらなんでもこりゃひどい」とフロントに電話し、退治を頼んだものの、やってきたおじさんはニコニコしながら「この時分になるとでるだよね〜」とまったく動じず。ひょいっとおしぼりでつかむとどこかへ持っていきました。
そうか、ここは田舎のおばあちゃんちの感覚でいなきゃいけないんだ...と悟る田舎モンの私。
完全にうちひしがれる都会モンのヌーカト。
どーんと縦線が入った表情の私たちを見ておじさんもさすがにヤバイと思ったのか、「太宰の部屋、見る?」と急きょ建物案内を提案。そう、ここは太宰治がかの「斜陽」を書き上げた旅館として知られているのです。有名な、檜の一枚板でつくられた階段をのぼり、太宰が逗留していた部屋へ。ふだんは客室として使っているけど、調度品などはほとんど当時のままだそうで。なんとなくありがたい。


その後、すばらしいお風呂(貸切り状態)からあがって部屋に戻る途中にさらに2匹のアイツラと遭遇し、だんだん麻痺していく恐怖心。こうやって人は飼い慣らされていくのだなぁ。
その後、私がトイレに入っている間に、部屋の縁側部分に全長10cm(mmじゃないよ、cmだよ!!)くらいのアシダカグモがでたとかで、すっかり恐怖のカタマリとなったヌーカトは寝苦しい一夜を過ごしたらしい。私は実物を見てないのでセーフ。
台風だから、虫たちもこわくて室内に入ってきちゃったのかなぁ。
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