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Web制作者視点での参院選

ちまたで盛り上がっている(?)参議院選挙。
誰がアタマになってもさして変わらぬ日本の政治。結局この国は一部の人間の私利私欲で動かされているのね、と思わざるを得ないニュースのオンパレードで、もう正直どうでもいいんですが。

先日、ちょこっとだけモチベーションが上がる選挙の見方を発見しました。

それは、候補者のサイトを採点すること。

みなさんご存知のように、大抵の候補者は公約として「福祉の充実」を掲げています。が、力説しているご本人のサイトが丸っっっきり弱者に優しくなかったりするのですよ。

音声読み上げブラウザで再生できないのは当たり前、中にはスプラッシュページ(トップを開くといきなりイメージムービーみたいなのを延々と見せられるアレ)を使ってるサイトもあったりして。

こういう候補者は、有権者はみんな最新型のパソコン持っててネット回線も太くって...なんて思ってるんでしょうかね。目の不自由な方は票の数に入ってないんでしょうか。

何も分からず中途半端な業者に頼むくらいなら、サイトなんて持たなければいいのに。事前にちょっとは勉強すれば「最近はアクセシビリティを考慮しないとまずそうだ」くらいすぐに気づきそうなもんだと思うのだけど。

サイトの出来を見る限り、安い制作費ではなさそうなんだよね。しかも、そのお金の大半は無意味なFlashとか装飾に使われているっぽい。
この辺の大雑把な金銭感覚が、どうも政治家っぽいんだよなぁ。

...なーんて視点で見ると、地方の地味な候補者選びも俄然面白くなってきますよ。うきき。
2007-07-19T17:09:18

りこ2007年7月19日 17:09|トラックバック(0)

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