[henyohenyo]

渋さ知らズオーケストラ

渋谷公会堂で行われたライブに行ってきました!生涯2度目の「渋さ」ライブ。

座席はなんと1F2列目。すさまじいまでの良席です。舞台のせり出した部分よりも舞台に近いって、どういうこっちゃ!?
チケットを取ってくれたけいちゃん、ありがとう!!

最初から踊りくるってぼろぼろになるのかと思いきや、観客は意外と大人しい。しかも、中盤のスペシャルゲストJames Chance氏のコーナーが思いのほか長くてちょっとガッカリ(チャンスよ、スマン)。
パワフルで破滅的な雰囲気は似ているけど、「渋さ」初心者の私にとっては音楽性がだいぶ違うように思うのよね。そんなわけで20分を過ぎた頃から、「うー、早く『渋さ』ワールドに戻してくれ〜」と思っちゃいました。

でもでも、今回も音の洪水にどっぷり浸かって、束の間色んなことを全部忘れました。ホントにホントにすごいパワーだ〜。特に、1曲目は訳の分からない感動で涙が出そうになりました。なんでしょう、彼らの熱気に圧倒されるというか。

ミュージシャンの高い技術がくりだす苦痛に近いくらいの騒音と、グロテスクなダンサーが真剣に創る美しい世界。
矛盾だらけで、清濁が遠慮なく混ざり合ってて、自分の価値観がぶちこわされるところが渋さの魅力なんだな、と思いました。

全編通して片山さんのテナーサックスはぶちきれてたし、不破さんのタバコ&お酒片手のグダグダなダンドリズムぶりもカッコよかったし、なんといってもダンサー「ペロちゃん」の美しいこと。演出で私のすぐ横を何度も通ったんけど、真横で見たら自分の体格とほとんど変わらないことを発見。舞台の上だと大きく見えるのになぁ。あれがオーラってものなのね、きっと。

終演後、幸運にもオーケストラの面々が楽屋に戻るところに遭遇したので、思わず「ペロちゃんっ」と呼びかけたら本人に振り向かれてビックリ。まさか気づかれると思わなかったので動揺しまくって思わずおじぎしちゃったよ。よりによっておじぎて...。あぁぁ、後悔。花でも持って行けばよかった。

興味のある方は見てみてね。イギリスでの公演風景です(紫のヅラかぶってるのが、私の憧れのペロちゃん)。
次は私も屋外の講演を見たいなぁ。できれば涼しい時期に。


2007-06-14T13:54:04

りこ2007年6月13日 23:54|トラックバック(0)

カテゴリ:

トラックバック(0)

トラックバックURL: /mt/mt-tb.cgi/1706

Jump!