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川越きもの散歩

昨日の話になりますが、川越に行ってきました。「きもの散歩」というイベントへの参加という形ですが、本命は 川越成田不動尊で月に1度開かれる骨董市!

朝7時前に起きてきものを着て出かけるという、ここ数年やったことない早起き行動が不安で不安で、前日はなかなか寝付けませんでした。寝付けなかったのは、ねこちゃんが飼い主の異常を察知して大騒ぎしたせいでもあります。わーわー鳴きながら盛大に走り回ったあげく、深夜1時すぎに洗濯機の上でげろっぱきするんだもの〜(涙)。

なんてこともありつつ、結果的には時間どおりに起きることができてひと安心。
着付けも失敗せず、待ち合わせに無事間に合いました。よかったぁ。

私たちの待ち合わせは、イベントの集合1時間前。なんでそんなに早く集まったかって?そりゃもちろん骨董市を思い切り楽しむためさぁ!
タクシーで骨董市の会場まで乗りつけ、その場で解散。それぞれ思い思いに買い物を楽しみました。

私は帯と紬のきものをゲット!ここしばらく新しいきものは敢えて買わないようにしていた(収納場所が無いから)んだけど、いい感じの商品を見つけてなんとなく眺めていたらお店の人に声をかけられて。
値段を聞いたら4,000円だったのだけど、よく見ると裾と襟元にそれぞれ15cmほどのほつれ。しかも脇の位置にほころびを直した跡があったのでそれを指摘したら1,500円まで下がりました。わきゃー!
ふつう、紬って硬いイメージなんだけど、この紬はとてもやわらかくて光沢がキレイ。生地もしっかりしていそうなので良い買い物でした(後で詳しい方に聞いたら「米沢紬の黄八丈風」だって)。

帯は、ぱっと見た瞬間に「いいなぁ」と感じた昼夜帯。
薄い色だからあんまりキレイじゃないけど、古着だからしょうがないのだ。
お店のおじさんに「千葉からきたの。遠くからきたの」と媚を売ってみたところ「オレが来てくれって言ったわけじゃないよー」なんて見事に切り返されつつも、最終的には500円まけてくれました。3,500円。「もう一声!」と言いたかったけど言えず。まだまだ修行不足ですな。

初めて骨董市で買い物したけど、値段交渉がおもしろーい。クセになりそう。
最初に「こんにちは」とか「見せてください」って一声かけると、お店の人が気分良く対応してくれる気がしました。
なんとなくコツをつかんだので、また行きたいな。

買い物を思う存分楽しんだ後、イベントに合流して高級料亭のランチ→プチ観光させてもらって大満足。
街中に電線(電柱)がないことに感動したり、歴史ある蔵の建造物を堪能したり。もんのすごい風の日でしたが、きもののおかげで大して寒さを感じず、初☆川越を満喫しました。

それにしても、イベントに参加した全員(30人くらい?)がきもの姿だったのは圧巻。集団でゾロゾロ歩いていると外国人旅行客にカメラを向けられたり、お土産屋の人に「何かあるんですか?」と聞かれたり。ちょっとこっぱずかしかったけど面白かった。
そうそう、テレビの取材が来ていてちょこっとだけ撮られました。
使われるかな?

イベント解散後は、一緒に参加した細野さん、りおさん、マキちゃん、おこちゃんとお茶して帰りました。

マキちゃん&おこちゃんとは、さらにその後地元で飲むことに。
寝不足+一日中歩き回った疲れからお酒がぐわーんと回り、ご機嫌で帰宅。こたつでうとうとしてしまい、起きたら4時。やってもた。

それにしても、この日は晴天と風が重なっただけのことはあり完全に花粉にやられました。何とかこたつからベッドにたどりついたものの、鼻がつまって苦しいのなんの。
それでもさすがに睡魔の方が勝ってたらしく、15分ほど悶絶した後は記憶がありませんが。

でも例年にくらべたら全然楽。「花粉鼻でブロック」サマサマです。今朝起きたらほとんど治ってたしね。

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写真1枚目:おおにぎわいの骨董市。
2枚目:ランチの竹かご弁当。量が少なかった〜。雰囲気重視。
3枚目:料亭の重厚感ある廊下で撮ってもらいました。今日のきものは、自作の会津木綿と「おきぬ屋さん」で買った町並み柄の半幅帯。先日いまさんにいただいた半衿がすごく良くて、さすがだなぁ、と。
4枚目:いろんな方にお褒めいただいた帯結び。割り角だしの変形です。上にぴょこんと出てる部分は、タックを取ってゴムで留めました。
5枚目:料亭の向かいのお家の庭にいた猫。猫よけの横で日向ぼっこしてる(しかも2匹も!)のが笑える。
6枚目:有名な「時の鐘」。強風の中でりんとそびえる姿が美しかった。

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2007-03-02T14:10:37

りこ2007年3月 1日 14:10|トラックバック(0)

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