初☆胃カメラで14イタイ

毎年恒例の健康診断。今年はいっちょ鼻から胃カメラでも飲んでやろうかと。かずおくんと行ってきましたYo！

昼過ぎに病院に到着し、先生の問診を終えると、ビックリするくらいいきなり「じゃぁ始めましょう」の声。ぇええ〜、まだ心の準備ができてないんですけど。

まずは胃カメラが通るかどうかの検査。看護士さんに綿棒をこれでもかというくらい奥の方につっこまれ、「右かな？左かな？うーん、右だね」。涙をにじませつつ、「あい、右でお願いします」という私。左右で鼻腔の大小なんてあるんだね。

次に麻酔薬を噴射。細いノズルをぐいっとつっこまれて苦いのを吹き付けられます。イヤーな感じだけど、のどに落ちてきた分はティッシュに出していいというので、ティッシュを口元にあてて「ぺっぺっ」とやってる内に左右2回ずつの噴射が終わりました。

さらにジェル状の麻酔を鼻の穴にぐりぐり塗られ、綿棒をつっこまれて待つこと3分ほど。自分的には鼻の穴をすっかり拡張され右顔面のみサブちゃん状態になってるイメージですが、実際はどうだったんだろう？

そしてとうとう胃カメラ登場。鼻につっこまれた後しばらくは全然平気。のどのあたりを通る時に「ごっくんしてください」といわれ、目を白黒させながら言われたとおりに飲み込む動きをすると「通った」感触が。ここを通してしまえばあとはするすると入っていきます。

自分の食道、胃をリアルタイムに眺めることなんてそうないので興味津々でモニタを見ていたのですが、胃から十二指腸に移動するあたりで急に気持ち悪くなってきました。なんとなーく、だけど、身体の中を異物が通ってる感触があるんだよねぇ。それを意識したとたん「うっ」と。

あと、見やすくするため胃の中で空気を入れるらしいので、そのせいでお腹が張って気持ち悪かったのかも。とにかく、十二指腸にたどり着いてから胃、食道と戻っていく過程（そこが肝心なのに）ではモニタを正視できず、早く終わることを祈りつつ目を閉じておりました。

でもま、抜く時も特にイヤな感じはなく、終わった後はすぐに回復。

楽しいか楽しくないかと聞かれれば完全に楽しくないけど、こんなもんか、という感じでした。事前に「通るか通らないかギリギリです」と言われた時は震えたけど。

ただし、私の後に飲んだかずおくんは「もう二度とやりたくない」と涙目になってました。麻酔の痛みがすごかったのと、「胃カメラといえば」でおなじみの「おえぇ」もあったらしく、結構なつらさを味わったらしいです。人によって色々ですな。

結果は、ほぼ問題なし。ただ、ふたりそろって「食道裂孔ヘルニア」と言われました。改善方法や日常的に気をつけることなどは特になく、すぐにどうこう、ってこともないらしいのでひとまず安心。あと私は胃下垂でした。以前から「そうかも」と思ってましたが、やはり。がっくり。

りこ（2008年2月14日 12:29） コメント(5)|トラックバック(0)