[henyohenyo]

「変わっていく」ということ

私は「変化」が苦手だ。
今日という一日が昨日の続きであってほしいといつもいつも願っている。

学校を卒業するときは「お先まっくら」と思っていたし、3泊以上の旅行も苦手だし、引っ越しもできることなら避けて通りたい。
不思議なことに転職はずいぶんしたけど、職場に恵まれていたら何の疑問もなくオツボネコースを歩んでいたと思う。

だけど私の好き嫌いにおかまいなく、世界はごうごうと音を立てて変化していく。

初夏のころから立て続けに聞くことになったバッドニュースの数々。
こういう時の私はとってもずるくて、聞くのがつらいニュースにはあからさまに耳をふさいでしまう。かかってくる火の粉はじゃんじゃん振り払う。
でも、いつまでも知らないふりをしていられるわけではないし、私が払った火の粉のせいでヤケドをしている人がいるかもしれないと思うとウカウカ手を振ることはできない。

長く生きていればそれだけ多くの変化にさらされることになる。
出会う人が増えれば増えるほど、愛が深くなればなるほど、世の中について知れば知るほど。どうやらこれはどうしようもない事らしい。

カナシミもヨロコビも全部、「是」でも「非」でもなく等身大サイズで消化できるヒトになりたい。

「だって夏だもん。暑いに決まってるよ。夏になったことを恨んでもしょうがないものね」
そんな風に汗を流しながらさわやかに言えるヒトに...うーん、なれるかしら?


ヘイ、ビリー。心をぶんぶん鍛えてくれるエクササイズはないのかい?
2007-08-08T19:24:30

りこ2007年8月 8日 19:24|トラックバック(0)

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