[henyohenyo]きもの

地元の花火大会に行ってきました。

花火は有料席で見ると決めているんだけど、今回は直前までバタバタしていてうっかりチケットを買い忘れ...。
前日の夜にあわてて「ぴあ」で予約。会場近くのコンビニ店「サンクス」で受け取れるというので、当日夕方に安心して会場へ向かったのです。

が!!

花火客でごった返すレジ前に並ぶこと10分、ようやく順番がまわってきたのでチケットの発券をお願いしたところ、「うちでは出せません」と。
そそ、そんなはずはない!店内に「ぴあチケット取り扱い中」って貼り紙もあるじゃん!!

が、何度言っても「うちでは出せません」の一点張り。実際のところ、レジに引渡し番号を入れてもらってもエラーが返ってきてる。

1週間で2度も顔面蒼白になることなんて、そうありませんYo...。

泣きそうになる私に、「1km先にファミリーマートがあるから、走っていってくる!」とかずおくんが猛ダッシュ開始。そう、ぴあのチケットは「サークルK・サンクス」か「ファミリーマート」で発券できるのです。でも、もう花火大会はじまってるし...。
なんでだ~~(号泣)

私もタクシーで追いつき、汗だくのかずおくんが発券してくれたチケットを片手に二人ふらふらと有料席へ。

花火はすばらしかったよ。でも、最後の15分しか座って見ることができなかった...。

「サンクス」と「サークルK・サンクス」は別物なわけ?
で、単なる「サンクス」ではぴあのチケットを発券できないの?
モーレツに納得がいかないんですが...。教えて!えらい人!!

写真は、出発前に自宅でノーテンキに撮ったもの。昨年つくったバンビ浴衣に、黒のファブリック帯。帯留めはTAMARU産。にしても、なんか写真が縦に引き伸ばされてない?いつもと違う比率のモードで撮ったからかしら??

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行ってきました大阪!!

Boyz II Men with New York Symphonic Ensemble JAPAN TOUR 2009」の7/29の公演に参加するため、前日の28日に関西入り。滋賀の実家に泊まって、当日は開演2時間前に大阪へ到着。開演前にとんでもないアクシデントに見舞われるも結果的にはすべてが解決して、大満足のひとときを過ごしたコンサートのレポートをば。

まずは「Boys II Men」についてご説明。
彼らは4度のグラミーに輝く世界的なスーパーグループ。洋楽にうとい私でも、彼らのアルバムを1枚(あれ?2枚だったっけな?)持ってるくらいなんだから、その人気は相当なもの。
そして今回はBoys II Menにとって初となるオーケストラとのジョイントコンサートなわけですが、このオーケストラの編曲をなんとなんと!!学生時代からの友人である江口貴勅くんが担当してるってんでェ、「こりゃいかなきゃダメでしょ」と張り切ったわけです。

会場の梅田芸術劇場には熱心なファンが多数。中高年が多いと思いきや、意外と若いおにいちゃんもいる。サングラスに、背中に「Boys II Men」ロゴが入ったTシャツ姿で気合が入ってます。一方、イブニングをまとってオシャレした女の子の姿もちらほら。せっかくのゴージャスな企画なんだから、ドレスコードを設けてもよかったかもね。

ほぼ定刻どおりに幕が開いたらちょっとびっくり。あれ?6人いるよ。Boys~って3人だったはずだけど...。
なんと、ステージ上にいるのはRag Fairでした。いつの間にかオープニングアクトでキャスティングされていたらしい。聞いてないよ。

Rag Fairといえば、ネプチューンの番組で出てきた人たちってことと、リードボーカルの土屋くんがたまにタモリ倶楽部に出てるよねぇ、くらいの知識しかない。
もちろんヒット曲はいくつか知ってるけど、正直どうなのかな~、と思ってましたが...。
よかったです、彼ら!なんか、急に決まったっぽいのに一生懸命会場を盛り上げようとしてるのが伝わって好感が持てた。エンタテインメントに徹してるのと、メンバーみんなが楽しそうなのがいい。ファンになりましたよ。

ところで、外国のミュージシャンのコンサートではこういうのが当たり前なんですかね?私は外タレっていうとパパDulferしか知らないので...。パパのライブでは前座はなかったなぁ。

そうこうしているうちにとうとう本編スタート。曲順は以下のとおり。ちなみに曲順リストはオフィシャルサイトからもってきたんだけど、オフィシャルでネタバレって...いいの?わはは。

One Sweet Day(Instrumental)
Oh Well
Bended Knee
Pass You By
Girl In The Life Magazine
Water Runs Dry
I Will Get There
It's So Hard To Say Goodbye
~休憩~
First Love(Instrumental)
4 Seasons
I'll Make Love to You
Song For Mama
Color of Love
So Amazing
End of The Road

すごいでしょ?おなじみのあの曲にあの曲に...。

2曲目の「Bended Knee」まではなんとな~く音と歌があってないような気がしてちょっと落ち着かなかったんだけど、「Girl In The Life Magazine」はすごかった。ぞくぞくした。楽器と人の声が完全に調和した(と感じる)瞬間がいっぱいあって、震えました。

これは素人の感想ですが、彼らの歌には弦楽器が異常にマッチする。弦の音と一緒になると、いきなりメンバーが30人くらいに増えたような厚みが出るのね。ただ、管楽器とは合わない気が。ホルンは合ってたけど、金管楽器の音が入ってくると耳が「きーん」ってなる瞬間が何度かありました。でも、サビとか「ここぞ」というときに管楽器が鳴るとウワっと一気に盛り上がる感じがしたので、使いようなのかも。

余談だけど、ASKAのシンフォニックツアーは、そういう意味では引っかかるところがまったく無かったことにあらためて気づいたりもしました。ASKAの場合はアレンジも日本人(藤原いくろうさん)だし、時間の掛け方が圧倒的に違うだろうから、当たり前といえば当たり前なんだけど。
あとボーカリストの声量の違いもあるんだろうな。ASKAだって相当なものだけど、たったひとりの声と、パワー十分な黒人3人の声とではそりゃ違うよね。

話がそれました。
休憩後は、Boys~のみなさんももう完全にペースをつかんだ感じで、安定感たっぷり。「I'll Make Love to You」でぐーっと持っていかれて、「Song For Mama」「Color of Love」で完全にノックアウト。涙ぽろぽろだったよ。

人の声ってすごいなぁ。音楽ってすごいなぁ。

歌詞はほとんど分からなくたって、声とパフォーマンスだけで人間、泣けるもんなんだよね。
「ホンモノ」ってこういうことなんだなぁと思った。
もちろん、この感動はオーケストラの演奏があってこそ。たかちょくくんに大拍手です。

最後は、会場中がスタンディングオベーション。私も力いっぱい立ち上がってきましたよ。

残念だったのは、意外にも空席がちらほらあったこと。チケットはちょっと高いけど、珠玉のサウンドは聴く価値アリ!8/4の横浜公演はまだちょっとあまっているみたいです。お近くの方は、ぜひ。

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最後に、開演前に発覚した「とんでもないアクシデント」の話を。

それは、私が持っていたチケットが「29日公演分ではなく28日分だった」というメガトン級のオチ。
つまり大阪に行く前日、滋賀の実家でのんきにしゃぶしゃぶを食べていた時間、私が取ったあの席は空いたままだったワケで...。そして大阪に向かった29日は、どんなにチケットを見せても会場には入れないワケで...。

この大惨事に気づいたのは開演1時間半前。鏡を見なくても、これがホントの顔面蒼白、って顔になってるのがわかった。同行した母が「当日券を買おう」と励ましてくれるものの、10,000円のチケットをあらたに2枚購入する気にはなれず、かといってこのまま帰るのはあまりに悲しい。

とりあえず江口くんに挨拶してから考えようと、彼の携帯を鳴らしたところ、爆笑しながら関係者席を確保してくれました。
いつもエロ男爵とか言ってゴメン...。なにかっていうとケンカふっかけてゴメン...。もう一生、貴方には口ごたえいたしません。うぅぅ。

そんなこんなでなんとか会場に入ることができ、開演前の慌しい楽屋につれていってもらったところ、同じく学生時代からのつきあいになる田島くん発見!今回、江口くんのサポートをしていたそうで。思いがけず懐かしい再会となりました。

そうそう、終演後に大阪駅に向かって歩いてたら、Ragの土屋くんが思い切り正面から歩いてきました。目があって、「ん?なんだか見たことのある顔だけど、知り合いだっけ?」と思ってふりかえったら土屋くんでした。あまりにフツーに歩いてて、かなりビックリ。あんなに無防備で囲まれたりしないのかなぁ。

それにしても、今回のドジッ娘☆ぶりは我ながらあまりにひどい。
しばらく反省の旅に出ます。

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岩手のヨウコちゃんが東京に来るというので、いつものきもの友達とお出迎え。
ヨウコちゃんはねー、すごいんだよー。本職がアレで、でもアッチの仕事もプロとして活躍中なんだよー。
あまりにも引きが良いネタにつき、書いていいのか分からないので本人の許可を待ちます。

なんにせよ多忙な彼女、直前まで締め切りに追われていたため、予定していた新幹線に乗れず2時間半遅れで駆け込んできました。間に合ってよかった!会えてよかった!ほとんど寝てないのに駆けつけてくれてありがとう(涙)。

そんなこんなで、数時間にわたって(いつもながら)しょうもないことを語り合ったわけですが、知れば知るほど魅力的な人々です。
学生時代からのつきあいとなるあべちゃんは言わずもがなですが、しっかりもののマキちゃん(唯一、人一倍寂しがり屋なところが気がかりなのですが、これは当分心配無用)、あまりのかわいさに私の中の「オッサン」が発動するヨウコちゃん。末永くおつきあいしたい面々だわ。

写真は、お店の前で店員さんに撮ってもらいました。やっぱり、慣れない人にGRDは難しいんだな。ま、記念ってことで。
それにしても、マキちゃんの隣に立つんじゃなかったと後悔しきり...。うぐぐ。

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ファブリック帯の本」という本を買いました。ファブリック帯...要は兵児帯なのだけど、兵児帯というとなんか「くちゃくちゃ」なイメージで好きじゃなかったんです。しかしこの本で提案しているファブリック帯は、ふつうの兵児帯のように幅がすごく広くとられていないため、半分に折って使えば前身部分もキレイに見えるとか。

がぜん興味がわいたのですが、すぐに自作するパワーはなかったので、ヤフオクで格安で売られているのを買ってみました。

お、結構いいかも!さすがに、ふつうの帯ほど「ピシッ」とはいきませんが、そこそこキレイに結べる。何よりラクちんなのがいい。色柄や素材を上手に選べばそれなりにオシャレに見えそうだし。しばらくの間「ファブリック帯」に注目していこうと思います!

写真...なんかふんぞりかえっててスミマセン。ボートに乗る前々日、近所のレストランで地元友達とワイン飲んで帰った直後にイ〜イ気分で撮ったので。
お太鼓風にする場合にも帯揚げとかは必要ないのですが、ちょっと寂しいので帯締めだけしてます。帯が真っ黒なので、プラム色の幅広レースをかぶせて色を足しました。
後ろ姿も。ふつうの帯のようなボリューム感はありませんが、おしりはちゃんと隠れるよ。

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講師の翌日、「歌舞伎座がなくなる前に、あと一度くらいは行っとかにゃぁ」ということで、「五月大歌舞伎」へ。
...といっても、友達のかよのちゃんが誘ってくれなきゃきっと行かなかったことでしょう。かよのちゃん、ありがとね!

今回の演目は、

  • 恋湊博多諷(こいみなとはかたのひとふし)  毛剃
  • 小猿七之助 御守殿お滝  夕立(ゆうだち)  
  • 神田ばやし(かんだばやし)  
  • 鴛鴦襖恋睦(おしのふすまこいのむつごと)  おしどり

...恥ずかしながらひとつも内容を知りまへん。
「とりあえず、市川団十郎・海老蔵親子と尾上菊之助はテレビで見たことあるから、オレ!」くらいのバカテンションで歌舞伎座へ。

結果。やっぱり歌舞伎はおもしろい。
ダイナミックな舞台装置、現代劇につうじるせりふのやりとり(ギャグもアリ)、小道具の巧みさ、そしてなんといっても「形」の美しさ。踊りも、ここぞというときの見得も、「ハイ、ここが見せ場ですよ」というのがちゃーんと作ってあって、その瞬間、静止した空間が絵のように美しい。

そしてそして、海老蔵のなんとまぁカッコええこと!!「神田ばやし」ではへにゃへにゃの優男を演じたのに、次の「鴛鴦襖恋睦」では堂々たる色男。歌舞伎シロートの目にも、ファンが多いのがよぅく分かりましたよ。

座席に関しては、花道の真横でも何度か観たことあるけど、私みたいな初心者はむしろ3階席の方が気楽でいい。かよのちゃんは子供のころから毎月のように通っているので、そのへんがよく分かってらっしゃる。3階の、うしろに気兼ねせずに観られる席。舞台の上手がまったく視界に入らないのは残念だけど、フカンで観るのもなかなかオツなもの。しかもたった2,500円で4時間半もの長丁場を楽しませてもらえるんだから。かなりコストパフォーマンス高いでしょう。おやつポリポリも、ちょっとしたうたた寝も、気兼ねなくできるしね。えへへ。

終演後は、いつもの「おにわか」さんへ。
また楽しくて飲みすぎた。ついさっき時計を見たときはまだまだ大丈夫だったのに、なぜいきなりワープするのか。気づけば00:30。駅までダッシュでなんとか帰りました。とほほ。

写真は、この時点ですでに0時過ぎだと思われますが...。のんきにそばをすするかよのちゃんと私。私のきものは、いただきものの単の大島。満を持してのデビューです。あまりの軽さにびっくり。気楽な半幅帯で、座りっぱなしでもぜーんぜん疲れないんだったら。

海老蔵の前にいる猫ちゃんは、びっくりするくらいよくできた小道具。舞台上から操っているのですが、最後、不思議なことにうしろに写っている障子のやぶれ穴から出ていくのです。どうなっておるのだ!?
隠し撮りじゃないよ。かよのちゃんが買ったプロマイド(?)をデジカメで撮らせてもらったのです。

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