千秋先輩になった夜

最近ぜんぜん更新してない！でも生きてますよん。

先週は、1日おきに2回講師の仕事をやらせていただきました。いつもは2週間おきなのでちょっと不安だったけど、なんとか乗り切れました。ほぅ。
2回目なんて、講義終了後19時くらいからとある制作会社さんに伺って打ち合わせ→飲み会→終電コース。しかも東京駅を全力疾走のおまけつき。これだけやれれば、体力が無いってことはないな＞じぶん。

そうそう、終電で帰ってきたら地元駅のホームに崩れ落ちている女子を発見したのでその話を。

その手の酔客はいつもなら見て見ぬふりなんですが、このときは自分も泥酔していたのもあり、なんとなく放っておけない気分に。
肩を叩いて「大丈夫？」と聞くと、完全に「のだめ」のしゃべり方で「ダメですぅーきもちわるいですぅー」。
それはますます捨てていくわけにいかないじゃないか。
「じゃぁとりあえずトイレに行こう」と立たせて、10cmずつ前進。寒い～。

改札付近のトイレに放り込んで、そのあとは駅員さんに引き渡す予定だったのに、いざとなったらのだめちゃんが「トイレ行かないですぅー」とおっしゃる。自宅の住所を聞くとそんなに駅から遠くない場所っぽい。そんならこのままタクシーに放り込んでおさらばしようと思い、一緒に改札を出る...つもりが、さすが酔っ払い、SUICAが見つからないとバッグをがさごそ。そうこうするうち、私たちが最終客に。

「ないですぅー。ないですぅー。...あ、これ。これでいいですよねぇー。えへへ」と、どうしてもSUICAを見つけられないのだめちゃんはお財布からわけのわからん回数券を取り出し、駅員さんに手渡す。
横で見てる私は「えっ、それダメでしょ！？」と青くなったんだけど、とっとと帰ってほしい駅員さんからは「それでいいです...」という信じられないお言葉が。えぇぇ。いいならいいけど...

そんなこんなでなんとか駅を出てタクシー乗り場に向かい、「さむいですぅ」と言うのだめちゃんの肩をさすってやる私。わたしゃ千秋先輩か？？
なかなか来ないタクシーを待つ間もカオスな会話が繰り広げられる。

のだめ（以下、の）「さむいですぅ」
りこ（以下、り）「うん、もうすぐタクシー来るからさ」
の「ケータイが無いですぅ」
り「えっ、落としたの？」
の「いえ、もってます」
り「でも見つからないんでしょ？」
の「はいぃ」
の「なんでケータイ無いんでしょうか」
り「し、知らないよ(´･ω･)」
の「ケータイが無いんですぅ」
り「うん...」
♪決して捕まえることのできない～　花火のような光だとしたって♪
り「...ミスチル鳴ってるね」
の「はいぃ」
り「...携帯、どこかにあるね」
の「はいぃ、でも見つからないんですぅ」
り「家でゆっくり探せばあるよ」
の「はいぃ、さむいですぅ」

てなことしてたら10分ほど待ってようやくタクシーが来たので、シートにのだめを放り込み「3丁目だそうです。お願いします」とドライバーさんに告げると、「お客さんも乗ってくれなきゃ困るよ！」と怒られる。これなんて罰ゲーム（涙）？
しかし私も泥酔しているのでろくな反論もできずしぶしぶ乗り込むことに。

目印を聞いているのに、ひたすら住所を繰り返すのだめをなだめすかし、なんとか自宅前に到着。「おそれいりますぅ」とか言いつつへらへらしながらドアを開けて家に入っていくのを見てひと安心。

その後、ようやく落ち着いてドライバーさんと話をしつつ私の家まで行ってもらい、無事帰り着きました。ドライバーさんは、私がのだめの友達だと思ったんだって。だから無理やり乗せられたのか。「あかの他人なんですよ」と言ったらドライバーさん平謝り。当然ながら彼女はお金を置いていくような理性を持ち合わせていなかったので余分に払わされたんだけど、ちょっとまけてくれました。

家について時計を見たら2時前！！駅から家まで40分くらいかかったよ～。いつもなら5分なのに！
でもまぁ、いいことしたから良しとするか。

写真は、昨日行ったカフェで出されたカプチーノ。くまさんカワエエ(´Д｀)
仕事が煮詰まったのでパソコン持って出かけたんだけど、すっごいはかどってビックリした。気分転換って大事ね。